そういや、山中慎介選手が逃した世界戦防衛日本記録ってなに?
と一般の方は詳しく知らないのではないでしょうか?
具志堅用高氏が1976年プロ入り9戦目にしてWBAライトフライ級の王座を獲得。
その後、順調に防衛を重ね、当時、日本記録だった6連続防衛記録をあっさりと更新!
その後も勢いは止まらず、13回目の防衛に成功し、今もなお日本記録として歴史に刻まれている。
山中慎介選手は、その偉大な記録を塗り替えるべく13度目の防衛戦で記録に挑んだが、記憶に新しいドーピング男ネリに敗退し、快挙達成はならなかった。
同じアマチュア出身の世界チャンピオン内山高志氏は記録にあと2つと迫っていたが、12度目の防衛戦でKO負けを喫し、記録が途絶えた。
とにかく!
とんでもない記録です。
正直、2階級制覇とか3階級制覇とか言いますが(本当にめちゃくちゃすごい方もいますが)あれは逆に言えば自分の都合のいい相手と戦い続けることができるということですからね。(めちゃくちゃすごいことなのですが)
かたや防衛は、その階級の本当のナンバーワンを決めるため、さまざまなタイプの「本物の強敵」がチャンピオンの座を狙って立ち向かってくる。
それを相手に13回連続で勝つためには、どんなタイプにも対応できるポテンシャルが必要。
内山選手が、苦手だったサウスポーの選手にあっさり防衛記録を途絶えさせられたところを見ても、やはり具志堅氏の記録はすごい!
ただあえて言うとすれば、ずっと『日本開催』と言うのは海外のボクシングファンからすればモヤモヤするところかも?ですね
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その点、最近では中国でオリンピック金メダリストを倒し世界チャンピオンになり、先日オリンピック出場経験のある五十嵐選手を倒した木村翔選手あたり、もしかすると誰もが認める防衛記録を作る選手になるかも?!
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