『純ボクサーたち焦るっ!』の巻
更新遅くなりましたが、
第80回フェニックスバトル」が9日、後楽園ホールで開催され、メインの54.5キロ6回戦は、元K-1王者の武居由樹(大橋)がデビューから5連続KO勝利の竹田梓(高崎)に1回2分57秒TKO勝ち。デビュー2連勝を飾りました!
武居選手の凄さについては前回の記事に書いております。
K-1ですでに世界を獲っており「戦い慣れしてる」という言葉がかなりしっくる来ると思います。
ボクシングとキックボクシングのちがいはあれど、
相手が「こう来るならこう」「このパンチを打ったときにこういう避け方するのか」「攻め方はこういう軌道か」と瞬時に分析し対応する能力が凄まじいのでしょう。
1ラウンド中に何度か(KOパンチである)左ボディからの右フックは打っております(練習していたコンビネーションなのでしょう)が、
3分かからず見事に距離をバッチリ合わせてきました。
なにが凄いって、連打の末のダウンではないですからね。
しかも相手は5試合連続KO勝ちの選手!!
・・・もうお見事としか言いようがないです。
あとは何と言っても彼の魅力は『腰の低さ』ですよね。
見ていて気持ちいいほど礼儀正しい!!
これは私の尊敬する山中慎介氏とも通ずるものがあると思っているのですが、「自分より相手」なんですよね。
それは『戦い方』にも出てます。
おそらく武居選手は、自分の動きはさんざんイメージして練習をしてきたからあとは体が勝手に動くもので、試合中に考えてることはそこではなく「相手がいま何を感じ、どう動くか?」だけだと思うんです。
私もよく現役時代、先生から
「練習したことしか試合で出ない」
と言われてましたが、まさにその通りで今回の場合、武居選手が試合中に考えることは
練習した【左ボディからの右フック】を当てるために『相手の立場に立つ』ということだと思うんです。
ま、そのためには体に技術を覚えさせるしかないので、死ぬほど練習するしかないのだと思いますが。
まとめ
☆武居選手のすごいところ
●相手目線で戦っている
●そのためには無意識でも体が動く練習量が必要
●つまり死ぬほど練習をやっている
戦術面で言うと、体重の乗せ方が凄まじいのと、軌道が読めないため
相手がまったく反応できずにパンチをもらってしまうことで強烈な食らい方をしてしまったという印象でした。
武居選手ご本人もおっしゃってましたが
「脱力」からのパンチが最も相手に当たりやすく、(前述したように)いろんな意味でパンチ力につながるのだなぁとあらためて感じました。
あとは冒頭に言いました『場数』が物を言うのだと思います。
あの右フック一発KOを見て、井上尚弥選手の試合を見終わった後に似た、ゾクゾク感を味わいました。
で、来年は那須川天心選手もボクシング界にくるんですよね。。
天心VS武居由樹どちらが勝つ!?
なんて早くも盛り上がったりしてますけど、、
純ボクサーたちがんばれー!!
と元純ボクサーである私は切に願います。
※純ボクサー=キックや総合などからの転身ではない純粋なボクサー
◆著者◆
元アマ日本ランカーボクサー・現パーソナルストレッチトレーナー・芸人
山田BODY
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