フルトンよ、リックを見習え！井上尚弥に勝つ方法

いよいよ、7月25日に有明アリーナで開催される「NTTドコモ Presents WBC・WBO世界スーパー・バンタム級タイトルマッチ　スティーブン・フルトンvs.井上尚弥 -streaming on Lemino-」

無敗対決、楽しみですね！！

井上尚弥の返し、スマートでかっこええ…
ただ、異国での大切な試合、「ナイーブ」になるフルトン陣営の気持ちも大いにわかる。

さて、これまでの戦いっぷりを見る限り、井上尚弥有利かと思いますが、フルトンには長いリーチを活かして（本人が何かのインタビューで答えていた）「インテリジェンス」なアウトボクシングを見せてほしいなと思います。

そこで私が思い出したのは、あれは何年前ですかね？
WBA世界ライト級 畑山隆則×リック吉村

リック吉村の見事としか言いようがない技巧派、まさに「インテリジェンス」なアウトボクシングが印象的でした。
中盤、畑山がどんどんイライラしてゆき、皮肉なものでイラつけばイラつくほどリックの思うつぼ…
という展開に当時ＴＶの前でしびれたのを覚えています（私は思いっきり畑山の応援でしたが）

あの試合は畑山隆則のドロー防衛という形でしたが、今回の井上尚弥×フルトンもああいった展開を期待している自分がいます。

もちろん、当たり前のように井上尚弥選手の応援をしておりますが、左を巧みに使うアウトボクサーを追う井上尚弥選手の苦しむ姿も見てみたかったりします。

とは言え、
「そろそろ仕留めるのだろうなぁ。。」

なんて思いながら画面を眺めるんでしょうけど（笑）

アンダーカードでは、セミファイナルの清水聡選手の初世界戦にも注目しております。
オリンピックメダリスト対決！！（2012年ロンドン五輪銅メダリスト・ラミレスはロンドン、16年リオデジャネイロの金メダリスト）

清水選手は私が帝京大ボクシング部だったときに同じ2部リーグの駒澤大学ボクシング部で1学年下のスター選手でした。

もうわたしはとっくの昔にボクシングを引退したのですが、清水聡選手はあれから今も変わらず、変わらずどころか進化を続けております。
そんな人から刺激を受けないわけがない。

そういった点では、井上尚弥選手×フルトン以上に注目している世界戦かも。

最後になりましたが、あらためてボクシングがいつも盛り上がるのは、強いボクサーがいてくれるから。
当たり前ですが、これにはほんと感謝です。

今回の試合もボクサーたちへのリスペクトを忘れず画面を眺めたいと思います。

それにしても…今回はどうやって試合見るの？？

そろそろ地上波で観させてー！！！