再び大晦日のボクシングの話題ですが、あまりにも煽りVTRに違和感を覚えたので書きます。
田口選手の試合の煽りVTRの流れがこちら
前日の防衛戦で圧勝した井上尚弥選手がまだ高校生の頃(田口選手はプロ)、田口選手をスパーリングでぶっ倒すシーンが流れる。
そして、その後プロになった井上尚弥選手と「やらせてほしい」と田口選手が会長に直訴。
しかし、井上尚弥選手に判定負け。
そして、現在の井上尚弥選手があの試合について語る
「非常にタフでした」
あの試合以降、田口選手は
「どんな相手が来ても井上くんよりは弱いと思えるのが強み」
だそうです。
・・・
じゃあ、今から試合をおこなう選手は、完全に昨日試合をおこなった選手より弱いってことですよね!?
M-1グランプリ決勝を見た翌日の同じ時間に、敗者復活戦の様子を同じテンションで見れますか?
ロクシタンのハンドクリームを知った後、オロナインを塗ってデートに向かえますか?
田口選手の試合を観ていて
「確かに強いけど井上尚弥はもっと強いもんな」
と思っていたのは私だけではないはずです。
試合をしてる選手がその瞬間主役になるために、煽りVTRで選手のこれまでの歴史を流し、視聴者に感情移入させるから、格闘技は泣けるのだと思ってます。
100歩譲って、あのままの煽りVTRを流した場合のラストは
「待ってろ井上尚弥!」
という終わり方なら、いずれ再戦を臨むつもりなんだな。
ということがわかり、視聴者もそう言った目線で感情移入して観れます。
正直、格闘技が年末に流れて視聴率を獲れるのは
「選手が強い」
以外の理由はないと思います。
番組としては全然おもしろくない
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と思ってしまいました。
調子に乗ってすみません・・・(笑)
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