8月17日後楽園ホールで元3階級世界王者の八重樫東選手とのノンタイトル10回戦が決まったのは、前WBOアジアパシフィックS・フライ級王者の向井寛史選手!!
向井選手は村田諒太選手と同じ高校の同期。
私も実はこのお二人と、京都代表のチームメイトでした。
ものすごい選手と、一緒に練習できていたんだなぁ・・・
と今になって感激してます。
南京都高校の武元先生のやっていた練習法は本当に間違えてなかったんだなぁー
とあらためて感じます。
山中慎介選手を育てたのも武元先生ですからねー
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そして、この向井選手。
ご本人も言われたくない、消し去りたい過去かもしれませんが、高校時代でしたっけ?
アマチュアの試合で亀田大毅選手と戦っているんですよね。
この頃から、向井選手は相当センスあふれるボクシングをして近畿チャンピオン、全国大会でも活躍していたので、余裕の勝利になるかと思っていました。
がしかし、亀田大毅選手のパンチが意外と重く、ドシッ!ドシッ!とガードの上からでも向井選手が打ち込まれ続けるんです。
・・・あれ?
向井選手は当時、ブロックをしてサウスポーからのスピーディーなリターンが得意でしたから、まずブロックの時点でよろけるため、印象がものすごく悪いんです。
そして確か当時はペーパー採点だったため、よろけるとパンチが顔面にヒットしていなくても劣勢感が出てしまうんですよね・・・
そして、フルラウンド終わった頃にはそこにいた誰もが
「うーわ、向井負けた」
という悔しい状況に。
当時から亀田三兄弟は注目を浴びてました(この日、テレビカメラも来てました)ので、
『ヒール(悪役)がルールを守り正当に勝つ』
という誰も、下手したら亀田三兄弟ですら望んでいない結果になってしまったのです(笑)
ほぼだれも得しませんからね・・・
そんな悔しさを経てプロになり、2011年にWBCフライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム、2013年にWBC・S・フライ級王者シーサケット・ソールンビサイにタイで挑戦して敗れています。
3度目の世界挑戦に向けての大事な一戦!!
向井選手は
「倒しに行くボクシングをします」
とおっしゃっていますが、向井選手にパンチ力を感じた記憶は少なくとも私にはありません。
今はどうなんでしょう?
何が正解かなんて、しばらく向井選手の試合を見れていない私にわかるわけがありませんのでこちらに偉そうに書くことはしません。
ただどうか、戦い方だけは間違えないでほしいです!!
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