ボクシング漫画「SUGAR」がめちゃくちゃおもしろい!!
いまさらですよね??(笑)
わたしはそもそもボクシング漫画は「あしたのジョー」と「リングにかけろ」しか読んでおりません(リングにかけろは漫画だけでなくDVDセットまで買いました)
あ!ボクシング漫画というよりヤンキー漫画ですが「ろくでなしブルース」は好きでした。
と、そんなわたしですがKINDLEの会員でして本を無料で片っ端から読み漁っているんですが、おすすめで「SUGAR」がでてきたんです。
最初はスルーしていたのですが、毎回毎回「SUGAR」がおすすめで出てくる。
わたしボクシング系の本をKINDLEでまったく一度も読んでいないんですよ??
KINDLEってインターネットの検索機能とつながってるの!?
とかAIが私のこと知ってるの?!
とかいろいろ考えましたが、まぁどちらにしろこれだけオススメしてくるなら一度くらい…
とSUGARを読んでみました。
それがもう・・・面白い!!
ここでいう「面白い」っていうのはもちろん「爆笑」のおもしろいではなく、作品として引き込まれる。
私が現役ボクサーであったこともあり、現場の温度が伝わってくる感じ。
いやぁ~いいものに出会えました!!
なぜかSUGARをしつこく勧めて来てくれたKINDLEに今となっては感謝です。
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そんなSUGARを当時を思いだしたりしながら読むのですが、こういったスポーツ漫画を読むと必ず思うのが、
「わ!彼ら夢中やな!」
ということです。
高校野球などに、お客さんが老若男女関わらず感動させられるのは、そこだと思うんです。
選手たちがとにかく「夢中」
一生懸命やる姿ってやはり感動するんですよね。
それを踏まえて、35歳になってから感じるのは
「自分は一生懸命のゴール設定を間違えたな」
と当時を振り返り思うんです。
ゴール設定というのは、例えば同じ一つの試合を迎える心情でも
「この試合を勝つために一生懸命戦う」
のか
「このスポーツを極めることによって今後の夢のための武器にする。そのためにもこの試合、一生懸命戦う」
のか
もちろん人生設計においては後者であるべき
でも10代でそう考えるのは難しい。(その時その時を一生懸命生きろ!という考え方も決して間違えてはいません)
なので、例えば井上尚弥選手や競技は違いますが那須川天心選手のように、幼いころから父親に目指すべきところが明確に示され
世界チャンピオンになるのは当たり前、そのはるか遠く先を目指し教育されてきた選手は、周りと同じ「一生懸命」でも一生懸命の質が違うんでしょうね。
SUGARを読んでいて主人公が父親(でしたっけ?)に言われた言葉が刺さるんです。
「大変な時に泣くやつは3流。歯を食いしばるやつは2流。笑え」
このセリフたまらないですよね!?
その後、その言葉が主人公の生きる軸となります。
世の中、みんなそれぞれ一生懸命なんです。
ただその一生懸命はどこに向かう一生懸命なのか?
SUGARを読んでいて考えさせられました。
まだお読みになったことがない方は、ぜひ一度読んでみてくださいね!
ヤンキー→世界チャンピオン→ジム経営。かっこよすぎる同い年。ちなみに現役時代の愛称は「SUGAR」
◆著者◆
ボクレッチ(ボクシング&ストレッチ)トレーナー・芸人
山田BODY
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最後まで読んでくださりありがとうございます!
執筆者:body00
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