28日アメリカでWBO世界S・フェザー級王座に就いた新チャンピオンの伊藤雅雪選手が3日、帰国しました!
あらためて凄い勝ち方でした!!
伊藤選手、無敗のチャンピオンディアス相手に身体で負けてませんでしたね。
あれ細かく言うと、実は身体で負けてないのではなくて、打ち合っても身体負けすることがない打ち方をしているんですよね。
こう説明すると、ものすごく難しいことをしているようですが、そうではなくて単純に
「ストレートを棒のように打つ」
ということです。
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村田諒太選手が、オリンピックで戦った際、正直、村田選手ですらフィジカル面で劣っていたかもしれないゴツゴツした大男達に勝ち、金メダルを取った理由は間違えなく、
「棒のようなストレートがしっかり打てていたから」
です。
このパンチが連打でしっかり打てていると、相手と身体がぶつかることがなく、ブルドーザーのように突進できるので、仮に体格で負けている時でも棒のようなストレートはパワーの逃げ場が(標的以外に)ないため、ブロックしようが相手は効きますし、ガードの隙間に入ると相手のアゴをハネ上げれますし、何より、棒のようなストレートは肩がしっかり入っているため、自らのガードにもなるんですよね。
攻撃が最大の防御という言葉があるくらいですから、伊藤選手の開き直った『捨て身のようで、捨て身でない』あの攻めは大正解でしたね!
以前、私が書いた記事です
さすがルディ・エルナンデストレーナーですね!
畑山隆則氏しかり、センス系スピ-ドボクサーファイターの指導は右に出るものはいませんね!
ただ、会見に同席した伴流ジムの団太路会長は
「私は足を使って距離を取ったほうがいいと言っていて、できなかったときのために接近戦の練習をしていた。それがリングが狭かったこともあって開き直ったのか、前に出たことがうまくはまった」
と試合を振り返ったそうですが、このコメントには正直「?」です。
え?足を使えって指示したんですか?
生意気言って申し訳ないですが、間違った指示だと思います。
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伊藤選手は日本一センスがあるボクサーと言っても過言ではありません
素直でありながら頭がいいので上の人の言うことも、うまく取捨選択してると思います。
以前、山中慎介さんも
「トレーナーの大和さんとのパワーバランスは俺9で大和さん1(笑)」
と冗談交じりにおっしゃってました。
最高のトレーナー・最高のスタッフはもちろん必要ですが、最後に決めるのは選手自身ですからね。
ただ、帝拳ジムのような大手と違い、伊藤雅雪選手が所属する伴流ジムは小さなジムです。
このジムで培った柔軟な発想・個の個性を尊重しつつ、どうかJBC全体で最高のバックアップをしていただきたい。
まだまだ伸びる本っ当に素晴らしい選手です。
余談ですが・・・
私、パーソナルトレーニングジムを立ち上げましたので良ければご覧ください
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NEW!!WBOチャンピオン伊藤雅雪選手・WBSS井上尚弥選手もおこなっている基本的なパンチの打ち方をストレッチトレーナー目線で【サンドバッグ】
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