4日に行われたWBC世界フライ級タイトルマッチは王者の比嘉大吾が元2階級制覇王者で挑戦者9位モイセス・フエンテスに1回2分32秒KO勝ちをし、2度目の防衛に成功するとともに、15連続KO勝利の日本タイ記録をマークしました!
対戦相手のフエンテス。
戦績を見ればわかりますし、試合を観た方はわかると思いますが、
決して弱い選手ではなかったです。
ただ、1ラウンドから見せた比嘉選手の3Dラッシュに、目が慣れる前に終わってしまいましたね。
3Dラッシュ・・・例えば全体重を乗せたフック気味の右ストレートを打ち込めば長身の相手の正面を外せつつパンチ力が増す。その体勢から体重を戻しながら左ボディーを打ち込むので先ほどとは真逆の角度からパンチが来るため相手はついてこれずレバーをまともに食らう。ガードが下がった所を今度はまっすぐストレートを打ち込む。相手のガードが狭くなると、再び外、下と体重移動しながら打ち分ける。相手がリターンしてくる、そこをすかさずカウンター。これは大前提にスピードがあってこそですが。あと何より当て勘。そもそもこの3Dラッシュという言葉は今私が勝手に作ったものですが(笑)
とにかく、決して弱い相手を選んで達成した記録ではないので誇るべきものですね!
あと、勝利者インタビューで
「高いお金を払って1ラウンドでおわってすみません、テレビ局の方もすみません」
というコメントがめちゃくちゃ可愛かったですね。
さすが具志堅氏の弟子。
これはメディアも大注目になるのではないでしょうか?!拳四朗選手負けるな!(笑)※当ブログ別記事参照
ただ、世界にはまだまだすごい記録の持ち主がいて、世界3階級制覇のウィルフレド・ゴメスの32連続KOは14度の世界戦を含むものでこれはとんでもない記録ですね!
ちなみに現在の日本人選手の連続KO記録です。
15 浜田剛史(帝拳)
渡部あきのり(協栄)
比嘉大吾(白井・具志堅S)
14 金井晶聡(姫路木下)
別府優樹(久留米櫛間)
13 丸山大輔(筑豊)
12 ムサシ中野(笹崎)
赤井英和(三和ツダ)
串木野純也(進光)
吉野弘幸(ワタナベ)
コウジ有沢(草加有沢)
大曲輝斉(ヨネクラ)
仲村正男(渥美)
11 ロイヤル小林(国際)
内田好之(上福岡)
塩見真司(陽光アダチ)
ピューマ渡久地(ビクトリー)
佐藤仁徳(仙台)
畑山隆則(横浜光)
松倉義明(宮田)
比嘉選手おめでとうございます!!
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