井上尚弥のような体幹
「腹筋がすごい!」
これ男性なら一度は言われてみたいセリフではないかと思います。
ただここでボクサーなら
一つ知っておいていただきたいのは、腹筋にも
「腹横筋」「内腹斜筋」「外腹斜筋」「腹直筋」
とあり、最初の3つはいわゆるインナーで、腹直筋が、目視してハッキリとわかるあの憧れのシックスパックをつくる筋肉です。
●腹直筋
【起始】
恥骨稜
【停止】
第5・6・7肋軟骨前面と剣状突起
ただ、イメージしていただけるとすごくわかりやすいのですが、
腹筋ガチガチの選手だからって強いですか??
ってところです。
※えらそうにすみません。
ボクサーに必要なのはシックスパックよりも、体幹を担う「腹横筋」であると思います。
●腹横筋
【起始】
鼠径靭帯の外側
腸骨稜の内縁
第6〜12肋軟骨の内表面
【停止】
恥骨稜と腸恥骨線
腹直筋の腱膜〜白線
例えば山中慎介氏も現役時代、正直腹筋ガチガチボクサーって感じでもなかったです。
でもあれほどの体幹・ボディバランスをもち、腹横筋をいう安定した「土台」があるからパンチに全体重が乗るんですよね。
ボクシングではありませんが、那須川天心選手もそうです。
決してムキムキボクサーではありませんが、すさまじいボディバランス。
彼のトレーニングをあまり詳しくは存じ上げないのですが、おそらく体幹強化をメインに置いておられると思います。
そして、井上尚弥選手はもう言わずもがな。
要は、
ボクシングの本格的な技術練習は日本チャンピオンになってからでもいいのでは??
くらいに思います。
そのくらい体幹・ボディバランスの差で勝ち負けが決まると思っています。
なので、1R開始30秒見るとどちらが勝つかほとんど当たります。
※世界戦レベルになるとわかりませんが
ものすごく余計なお世話でしょうがいま一度、自分はどこの筋力を強化すべきか?
そしてどこを柔軟にすべきか?
そして余計な技術を学びすぎない。
こういったことを大切にしていただきたいと思っています。
※だれが言うとんねん。ですが
このままでは老舗ボクシングジムからはもうスターが出ず、
現代スポーツを研究した親を持ち、且つ幼い頃から(ゴールデンエイジ)運動神経を鍛えられたエリートボクサーしか上に行けなくなってしまいます。
日本のボクシングジムの会長たちは早くそのことに気付かないといけないです。
※気を悪くされた方、いま読まれたことはこのページを離れたと同時にすべて忘れてください。
◆著者◆
ボクレッチ(ボクシング&ストレッチ)トレーナー・芸人
山田BODY
私のパーソナルジムでストレッチを受けてみたい&ミット打ちをやってみたい方30分体験にご参加ください
【体験に興味がある】
twitterやってます!!👇
山田BODYtwitter
YOUTUBE始めました!!ご登録お願いします♪👇
山田BODYチャンネル
ブログランキング参加中!
最後まで読んでくださりありがとうございます!